蔦/今日の俳句 ≪No.1584≫  

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   ☆蔦/今日の俳句☆  

☆★☆≪No.1584☆彡★……☆★☆  2014年(平成26年)11月7日(金) 彡……☆★☆……☆★☆*……☆★☆

■アメリカ創価大学ノーベル平和賞受賞者リーマ・ボウイー氏が講演

 2011年度のノーベル平和賞受賞者であるリーマ・ボウイー氏が10月29日、アメリカ創価大学カリフォルニア州オレンジ郡)で講演会を行った。  ボウイー氏は現在、アメリカ・ニューヨークを拠点にして、平和の連帯を広げる女性平和活動家である。  講演会は、国際法の専門家であるカリマ・ベノウネ氏と司会者を交え、3人の対話形式で進められた。  ボウイー氏は1972年、西アフリカ・リベリア生まれ。89年、17歳の時に同国で内戦が勃発し、14年間で27万人の死者を出した。  「多くの女性が性的虐待を受け、子どもは軍隊にとられました。私の平和運動の原点は、暴力への怒りです」。講演会の冒頭、ボウイー氏は内戦の惨状を振り返りつつ、こう述べた。  氏の本格的な平和活動は2003年初頭、わずか7人の女性から始まったという。資金もない。協力者もいない。ただ平和を求める女性の信念を”武器”として、雨の日も酷暑の日も、非暴力の訴えを続けた。  そのスクラムはやがて、民族と宗教の壁を超えて全国に広がり、内戦の停止や、アフリカ初となる民選の女性大統領の誕生につながっていった。  「前に進み続ける原動力は?」との質問に、ボウイー氏は「子どもたちの自由のために立ち上がり、自分たちで歴史を築くという誇りです」と応じた。  さらに氏は、女性の特質として「思慮深さ」を指摘。多くの争いの原因は、特定の人々が社会から排除されているためだと述べ、他者へのまなざしを持った女性のさらなる活躍こそ、暴力の連鎖を打ち破る鍵だと主張した。  「自分たちにできる平和貢献」がテーマになった折には、氏は、身近な課題に目を向ける必要性を強調。自ら解決策を考え、それを共有できる同志を見つける。そこから社会変革の波は必ず起きていくと語った。  講演会ではほかに、教育のあり方や正義の定義など、多様なテーマが話題に。  終了後、アメリカ創価大学のスコット・バウアー学生自治会委員長は感想を語った。  「ボウイー氏の英知の言葉に感銘を受けました。氏の主張は、女性こそ平和構築の主体者であるという、創立者・池田先生の理念と、深く響き合うものでした!」

◇ 女性の叫びを結集し内戦終結などに貢献  リーマ・ボウイー 1972年2月1日、リベリア生まれ。アフリカのNGO「平和と安全の女性ネットワーク」などを設立。女性や青少年の教育に力を注ぐ。  同国の「内戦終結に向け、民族と宗教の違いを乗り越え、女性を結集させた」として、サーリーフ・リベリア大統領、イエメンの民主活動家タワックル・カルマン氏と共に2011年度のノーベル平和賞を受賞した。  現在、ニューヨークのバーナード・カレッジの講師・特別研究員を務める。6児の母。

【「聖教新聞」2014年(平成26年)11月6日(木)より転載】  http://www.seikyoonline.jp/news/index.html

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  ■※今日の俳句※■

  蔦すがる古城の石の野面積み         千田一路

  蔦紅葉りんりんと落つ渓の水         河野多希女

  白樺に火巻きのぼれる蔦紅葉         岡田日郎

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 ■わが友に贈る/名字の言■

【「聖教新聞」2014年(平成26年)11月7日(金)より転載】       http://www.seikyoonline.jp/

※わが友に贈る※

  皆が主役の座談会こそ

  広布前進の原動力!

  新入会者の友人と共に

  希望輝く語らいを!

  決意新たに出発だ!

       11月7日

■補正予算も含め検討・山口代表が強調

【「公明ニュース」2014年(平成26年)11月6日(木)より転載】       https://www.komei.or.jp/news/detail/20141106_15395

政府と自民、公明両党は5日昼、首相官邸で連絡会議を開いた。席上、公明党山口那津男代表は、現下の景気・経済情勢について、「消費、生産の回復に弱さが見られるなど、デフレ脱却、持続的な経済成長、好循環に向けて、これからが正念場だ」との認識を示した。

その上で、「特に輸入原材料価格と燃油価格の高騰や、今夏以来の災害復旧への対策、消費を喚起するといったところに目配りしながら、年末に向け与党として補正予算も含め積極的に検討したい」と力説した。

安倍晋三首相は、エネルギー価格の高止まりや夏の天候不順などによる景気への影響に留意する必要性を強調。4日から始まった有識者による景気点検会合で「必要な処方箋も含め、意見をいただきたい」と述べるとともに、7~9月期の国内総生産GDP)速報値など各種経済指標をよく見ながら「経済の状況に慎重に目配りしたい。与党と連携を密にしていく」との考えを示した。

臨時国会の対応について山口代表は、「まち・ひと・しごと創生法案や労働者派遣法改正案、女性の活躍推進法案など重要法案の成立を政府・与党で期していきたい」と表明。

政治資金をめぐる問題には、「国民から厳しい視線が寄せられている。与野党問わず、きちんと襟を正し、信頼される政治を取り戻さなければならない」と強調し、政治課題の解決へ政府・与党の結束を呼び掛けた。

また、山口代表は、自らが2日に福島県川内村を訪問し、被災者の声を聞いたことに触れ、「生活再建への道のりの難しさを感じた。被災者個々の実情に寄り添ったきめ細かな対策が望まれる」と強調。福島の再生へ、「被災自治体と国が一体となって、『人間の復興』に向けた歩みをさらに加速化させていくことを確認し合いたい」と訴えた。

日中関係 胸襟開いた対話に期待

一方、外交に関して安倍首相は、今月中旬に開催されるアジア太平洋経済協力会議APEC)首脳会議、東南アジア諸国連合ASEAN)関連の首脳会議、20カ国・地域(G20)首脳会議にそれぞれ出席する意向を表明し、「一連の会合を通じて、各国首脳との2国間会合を精力的に行う」と述べた。

これに対し、山口代表は、北京で開かれるAPECに関して、経済、技術協力分野にとどまらず、食料安全保障や防災など人間の安全保障まで活動範囲を広げてきていると指摘。「こうした中で、世界第2位、第3位の経済大国である日中両国が地域の安定と反映に果たす役割は極めて大きい。さまざまな課題があればこそ、胸襟を開いて対話が前進することに期待したい」と力説した。

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