橙/今日の俳句 ≪No.1575≫  

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   ☆橙/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1575≫☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)10月26日(日)
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■ 10月27日の記念日

○ テディベアズ・デー

テディベアの名前の由来となったアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルトの誕生日。イギリスのテディベアコレクターの間で始められ、世界中で「心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動」が行われている。
日本では日本テディベア協会が1997年から実施。
1902(明治35)年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。そこで、同行していたハンターが小熊を追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかった。
このことが同行していた記者によって新聞に掲載され、このエピソードに因んで、翌年、ニューヨークのおもちゃメーカーが熊のぬいぐるみに、ルーズベルト大統領の愛称である「テディ」と名づけて発売した。その頃、ドイツのシュタイフ社の熊のぬいぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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  ■※今日の俳句※■

 

  橙は実を垂れ時計はカチカチと
        中村草田男


  黙っている優しさ ダウ代の全円は
        伊丹公子


  橙の青く小さき実伊予言葉
        山川喜八

 

※ 橙・回青橙。
ミカン科の常緑高木。葉は互生し、卵形で、透明な小油点があり、葉柄には翼をもつ。
初夏、白色五弁の小花をつけ、冬に熟して黄色になるが、翌年、翌年の夏、緑色にもどり、秋に再び、黄色となる。
果肉は酸苦味があって、うまくない。橙酢を作り、皮は薬用(苦味健胃)にする。また正月の飾りにする。

 

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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 ■わが友に贈る/名字の言■


【「聖教新聞」2014年(平成26年)10月26日(日)より転載】

 

※わが友に贈る※


  自分に勝つ人こそ

  最も偉大な勝利者!

  昨日よりも今日

  今日よりも明日へ

  一歩でも前に進め!


       10月26日

 

※名字の言※


 
段ボールを材料に貼り絵をつくる「避難所生まれのアーティスト」の展覧会が神奈川県茅ケ崎市であると聞き、足を運んだ。原発事故後、段ボールで仕切られた避難所生活で生まれた芸術。以前、小欄でも紹介した壮年が「震災から今日までの、わが心の結晶です」と迎えてくれた

個人空間を守るための、無味乾燥な“壁”に、彼は季節の花々などの立体的な貼り絵を、段ボールで作っては掲げていった

「スイカ」という作品がある。夏の避難所で「スイカが食べたい」という声を聞き、夜なべしてつくった。翌朝、壁に掲げた。「うまそう! でも段ボールじゃ食べられないよ」。ひとときの笑顔が広がった。人々のために――この思いが段ボールに新たな命を与え、見る人に希望の光を送った

展示会場には彼と同じ原発避難者の姿も。横浜市の借り上げ住宅に住む婦人と彼が、2時間近く話し込んでいる。ふるさとへの思い、人間関係の難しさ……。婦人は「普段、こういう話はできないからね。きょうは本音を語り合え、作品から元気をもらいました」と

人は「一人」では生きていけない。人の笑顔を見て、自分も笑顔になり、人を幸せにしていく中に、自分も幸せを見つける。それが人間であることを、また一つ、教えられた。(側)


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